10GBASE-T対応のNASとして同じReadyNASの526Xを使っていましたが、さらに高速なNASが欲しくなったのでこちらを買ってみました。 HDDには7200rpmのHDDを6台使用し、X-RAID2のRAID6で使用しています。 高回転のHDDが6台なので温度はそこそこ上がるようで、負荷が高い時にはファンの回転がバランスモードでも2000rpm近くに達しかなりうるさくなりますが、負荷が落ち着くと1200~1300rpm前後に下がるのでだいぶマシになります。 性能については10GBASE-TのLANカードを装着したWindows PCとハブを使わずに直結し、WindowsのROBOCOPYコマンドで50.0GBの単一ファイルをNASに対して読み書きすることで測定しました(結果についてはROBOCOPYの転送終了後に表示される速度をそのまま採用しています)。 測定時の共通条件は次の通りです。 【PC】 CPU:i7-3930K(定格、TBのみON) メモリ:14GB マザーボード:ASUS P9X79 ストレージ:Intel Optane SSD 900p(480GB、PCIe版) LANカード:Intel X540-T2 OS:Windows10 Pro 64bit版(Fall Creators Update) ジャンボフレーム:なし 【NAS】 メモリ:8GB HDD:東芝 MD05ACA800×6(X-RAID2(RAID6)) ファームウェア:OS6.9.1 MTU:1500 bit rot保護:有効 スナップショット、ファイル検索、ウイルススキャンの3つの機能を有効または無効として速度の差を比較してみたところ、 ・3つとも無効時・・・リード730~740MB/s、ライト650~660MB/s ・3つとも有効時(※1)・・・リード320~550MB/s、ライト490~560MB/s ・3つとも有効時(※2)・・・リード680~740MB/s、ライト640~680MB/s ※1:有効化直後でウイルススキャンやファイルのインデックス作成等の処理により負荷が高い状態 ※2:有効化後にある程度時間が経ち負荷がほぼなくなった状態 と、高負荷時にも500MB/s前後のパフォーマンスが出ています。 おそらくNASのCPUがクアッドコアのXeon DのためC