音の印象ですが、JAZZやロックは期待通り、しまった低域と伸びのある高域でライブ感を演出してくれます(JBLなので当然ですが)。意外だったのは、本機には、解像度の高い繊細な表現力があることです。クラッシックのオケ、ピアノ、バイオリンなども期待以上に聞かせてくれます(あくまで個人的な感想ですが)。購入前はメインSP(B&WSignature805)と本機を併用するつもりでしたが、購入後3週間以上経ちましたが、今のところ出番はなさそうです。 セッティングですが、適当にポン置きしただけでは思うような音で鳴ってくれません。このスピーカーの本領を発揮させるためには、スタンドがとても大切です。色々試してみましたが、本機を最高のパフォーマンスで鳴らすためには、少々高価ですが純正スタンドに乗せるのが一番近道のように思います。(純正スタンド込みで音決めされている?) 本機は、曲のジャンルにとらわれず、どんな曲でもいきいきと再現してくれます。私も久々に音楽の持つ感動や力をこのスピーカーからもらいました。4312SEは、JBL70周年モデルの名にふさわしい、ハイコストパフォーマンスなスピーカーだと思います。