ニコン10~24mmf3.5~4.5/シグマ10~20mmf3.5/タムロン10~24mmf3.5~4.5VC/の3種を実際新品で買い比較しての感じです。基本的に焦点距離とf値の変わらない10mm広角側での比較ですので。まず画質ですがまあ真ん中は開放からそんなに変わらないので比較するのは周辺を重視してですね。でタムロン=ニコン>シグマの順でタムロンとニコンの差は分からないくらい。シグマは明らかに開放での周辺の流れが酷い。でも3段くらい絞れば三社ともあまり変わらない感じ。歪曲収差はニコン(カメラによっては自動補正が使用可)>タムロン>シグマ、で開放での周辺光量落ちはやはりf3,5通しのシグマが一番不利成なのかタムロン=ニコン>シグマかな(数値ではなくてあくまでも感覚ですが)これも3段以上絞ればあまり変わらなくなります。逆光特性でいうと画面内外での光源の位置で色々変わるんですがタムロン=シグマ>ニコン(設計古いのとコーティングが古いまま)なのが意外な結果でした。でも撮影時に何処に光源があるかで変わってしまう場合も有るとおもいます。重量はタムロン(440g)>ニコン(460)>シグマ(520g),フィルター径ニコン(77mm)=タムロン(77mm)>シグマ(82mm),あと先進機能というかやはり設計年度が新しいレンズが有利でタムロン(電磁絞りのEタイプでTAP-inコンソールが使用可能でピントとかカスタマイズが出来るうえにVCという手ブレ補正機能迄付いてきますので)>>>>>ニコン=シグマかな。ただこれだけでは終わらないのが有りまして仕事で使う場合の信頼性についてです。勿論レンズには当たり外れがありますのであくまでも私の場合ですがニコン(ずっと使っていてまだノートラブル)>>>>>タムロン(購入して直に暗所でオートフォーカスが動かなくなるトラブル発生で原因不明で自然治癒で最近電磁絞りが動かないトラブル発生)>>シグマ(購入時から後ピンで修理に3週間でその後購入した他のシグマのレンズもピントが開放で不安定でした) トータルで評価するとやはり設計年度が新しく電磁絞りのEタイプでVR手ブレ補正機能付きでTAP-inコンソールでカスタマイズ出来て実売価格とか考慮し画質もニコンと変わらないタムロン>>>ニコン(信頼性を考慮)>>シグマ(多分今実売価格で一番安い)の結果になりました。