パッケージはちゃんと緩衝材の入った紙箱でしたが機能の説明やメーカー名が無く取扱説明書等も無かったのでamazonに書かれている事くらいしか情報がありませんでした。 マイクロUSBから充電中は左側のボタンが赤っぽく点灯し完了すると他の色が点灯する様ですが、橙色のボタンの透過光で見る事に成るので明るい所で見ると変化が判り難いです。 また給電中でも点灯させられるので防水不要な条件ならモバイルバッテリー等から直接点灯させる事も可能な筈です。 本体は実測で204g、ハンドルブラケット込みで220g。ストラップホールが左右にありストラップも付属しているので外した時の持ち運びやハンドルに巻いて万が一の時の落下防止等に使えます。 ハンドルブラケットはダイヤルで締め込むタイプで割としっかりした物ですが径が細目のフラットバーでは路面からのショックで光軸がズレる事もあったので輪切りにした古いハンドルグリップの上から巻いて滑り止めに利用しています。 レンズは凹面と凸面が連続的に変化しており配光は中央のスポットが遠くまで届く一方で手前側にも広く拡散しているので他に照明が無い道でも路肩の確認もし易く、上下左右対称なのでカーブ等で車体が傾いても配光があまり変化しない自転車に適したものです。 対向車からの被視認性も高いので街灯がある道なら低輝度、他に照明が無い河川敷のサイクリング道でも中輝度で必要十分な明るさだと感じました。照明が無い山の森林の中の未舗装遊歩道では高輝度でも不足を感じた所はありますが、視線より低いライトはどうしても路面の凹凸に影が出るのでむしろヘルメットにもライトを付ける等で補うべきなのでしょう。 バッテリー残量表示はボタンの右側に3セグメントのLED+点滅の4段階で表示されます。3個点灯からなかなか減らなかった反面2個点灯から1個点滅まで高-低輝度ミックスの使用で1時間程度と意外に早かったですがリチウムイオン二次電池は数回充放電しないと調子が出ないと言う説もあるので様子を見ているところです。 ルーメン表示についてはCREE社が公表しているXM-L T6のデータによると1灯で最大910lm/10W程度であり、電源が3.6v 2200mAhで4時間とすれば1時間あたり2W程度なので280lm×2くらいが実際のところでしょうが実用的には充分な明るさと感じました。