基板に「TAIWAN」と書いてあるから、所謂大陸中華製ではなく台湾製なのだろう。搭載部品は見ただけで中華製より品質が良さそうな雰囲気が感じられる。 音質も良く、スピーカで聴く音とは違うのだが、ヘッドフォン出力端子で入力と出力の波形を観測。可聴範囲ではオペアンプの波形と差がない感じだ。 音の立上り・立下りの波形特性が分かりやすい矩形波を使って波形観測した。可聴範囲の20kHzくらいまで入力・出力の波形に差は見られない。100kHzになると出力波形はかなり変形するが、これは可聴範囲を遥かに超えていて音楽には影響しないだろう。(入力波形はお手頃価格のmax15MHzのDDSを使用した) 入力信号電圧ゼロのときのノイズを20mVレンジで確認。ノイズが大きめなのは波形観測環境が貧弱なため。参考にオシロスコープの入力をショートしてみた波形も添付。20mVレンジでは、写真に撮るためオシロスコープの輝度を上げているのも観測波形の幅が実際より大きく見える要因になっているようだ。