オーディオ歴50年の映画、音楽好きの高齢者です。 8年ほど前に購入したDENON AVC3808a が2~3年前からフロントやリアのCHから不規則に音がでない症状がありました。電源のON OFFで復旧できることからだましだまし使用していましたが、先日フロント右CHが完全にでなくなりました。 コストパーフォーマンスの良い製品を探していたところ本機種に行き着きました。 基本的に映画はAVアンプ、音楽は2CHの専用アンプの使い分けをしており、2CH用にはDENON PMA2000AEをアンプとして使用しています。 本機に関する有効と思われるレビューが少ない中、本機のカタログ上の性能が3年ほど前に購入した同メーカーのネットワークプレーヤにN50 にクラスDアンプを付加した様な製品で、N50のよさ実感している当方としては、大きな失敗はないと考えました。 躯体や重量が小さく軽いことで取り回しが良く、比較的簡単に設置ができました。 肝心の音質は全周波数に渡り、非常にクリアでで解像力の高いスッキリした音です。DENONに比べると中低域のパワーが足りないような気もしますが、 見方を変えると変に色づけしていない音質とも思えます。 5.1CHは作り手の意図した音声が正確に再生されます。2CHをデコードしたものは、他の機種同様それなりの無理やり感のある音声となります。 一方、ピュアダイレクトは使用しているスピーカーB&WのCM1との相性も良く、ピュアオーディオとしての音楽を奏でてくれます。 総合的には非常にコストパーフォーマンス高い製品です。 当方、CM1はPMA2000AE出力をバイワイヤリングで、また、最近評判の良い中華アンプでバイアンプ接続しており、本機からのフロント出力は低域と高域のケーブルをより合わせ、高域、低域に分けた分配機を経てスピーカー接続する必要性から、できればバナナプラグ対応していればなと思いました。 総合的には今までのAVアンプの黒い、重い、躯体が大きい、電気を食う、発熱量が大きいと言った既成概念を見事に覆す一品で、性能は決して重厚長大なアンプに劣るものではありません。まあ、オーディオは趣味の世界ですの高級機をゲットし、メーカーにとっての良い顧客になることも否定はしませんし、 一種のブラシーボ効果で満悦感にひたるのも有りでしょう。 パイオニアの商品開発力、クラスDアン