Arduino(互換品)を人形の中に組み込むため、ボックス型になったケースを探していて、これを購入しました。カスタマーレビューでは★5つと4つを合わせて約60%です。高評価から低評価まで評価が分散しています。迷いましたが、305円という価格から注文しました。 ■ 組み立て説明書 他の方のレビューにあるとおり、組み立て説明書はついていません。レビューの中のRhymeさんの手順の説明が役に立ちました。製品の画像を拡大して見ながら、この説明を読むことで、組み立て方がわかりました。 ■ 保護紙 透明アクリル板には両面、茶色の保護紙がついています。これをはがすのはちょっと面倒です。つめでははがれそうにありません。とはいえ、ピンなど金属を使うと傷をつける心配があります。粘着テープを小さく切ったものをアクリル版の角に当て、こするように引っ張ると保護紙の端が小さくめくれます。これを引っ張ることで保護紙をはずしました。 ■ ビス Arduinoは底板に4本のビスで固定します。天板と底板も4本のビスで固定します。製品画像を拡大してみるとビスはいずれもトラスタップです。ところが、Arduinoを底板に固定する短いビスはトラスタップなのですが、天板と底板を固定する長いビスは皿タップでした。皿タップは三角のじょうご状の形をしていて、板にアリ地獄のようなくぼみがなければうまくおさまりません。平らな表面につけるとビスが浮き出した形になり、ひっかかります。写真をごらんください。皿タップが浮き出しています。 本来、トラスタップであるはずのところ、皿タップを入れたものと思います。機能としては使えなくないのですが、このような気づかいが不足しているところが不満です。 ■ タップ、ナット、スペーサーは小さな袋にまとめてありました。開いて中身を出すと、白いプラスチックが4片、転げ落ちました。スペーサーが割れたもののようです。これは困ったと思ったのですが、スペーサーは5つ入っていて、ひとつは予備のようです。でも、なぜ破損した破片が4つも入っているのか、気になりました。 ■ 大きな欠点 ケースを組み立ててみて、大きな欠点があることがわかりました。底板には天板から長いビスが伸びています。4本のビスの先はナットで固定し、その先は出たままですから、これを机などに置くと、机を傷つけてしまうでしょう。ゴムや柔