最初に書いておかなければいけないが、このAMP基板はデジタルAMPではない。 外見を見れば判るが、アナログ式のAB級ブリッジ出力(一般にBTLといわれている) のAMPである。 送られてきたのは基板が写真の青でなく緑の基板であった。 ICチップはヨーロッパにあるらしいST社製で、IC自体はシンガポール製のようである。 入力C、電源の電解C、その他のコンデンサ類を高性能な電解やフイルム型に 変更してテスト中、残留ハムが若干あるが悪くはない音である。 電源部を別にしたので、イロイロ取り替えてみても面白いかも・・・・。 このタイプ(BTL型)にはD級のトライパス社のIC、AB級ではPHILIPS社のICで、 夫々いまや伝説(?)となったICチップがあるが、これらに対抗でるか興味ある所。 それから使用の注意として、 -側が共通のSPセレクタなどは使えないので気をつけないといけない。 そのあたりがブリッジ出力の使いにくいところか。