Artist16Proのレビュー w社の板タブから液タブデビューです。 既に多くの片がレビューとしてまとめていらっしゃり、同じ感想なので省きます。 まず「機器のデフォルト品質派」か「機器に寄り添う派」という点で評価の差が生まれると思います。 私は前者寄りですが、この製品に関しては後者寄りでレビューします。(レビュー用にクリスタとPainter2019を使用) 視差を重視したレビューになりますが、w社の一番大きい液タブを店頭等で触ると感覚的に近いものがあります。体感視差(3~4mm)で、ポインターの追従性能はやや遅れます。(添付イメージ画像ぐらいの厚さがあるように思います。) 画面を立たせてペンで描こうとすると、ポインターはややペン下に来てしまう為、身を寄り添って技術カバーが必要です。 ポインターはペンの対向側に来ていた方が描きやすいのになぁと感じました。(筆先のように) 早く正確に線画(線と線を綺麗に繋いだり)を描くなら画面は倒して使い、着色は立てて描けて楽、といったところです。 箱出しのまま線を引いてみるとペン先の沈み混む遊び部分が若干あり、暫く使っているとどうやら遊び部分にも筆圧感知がある感じがしました。 初期設定のペンを例えるならば「激硬なペン」の状態です。 ペン側のドライバーを開き筆圧設定で、ペン先の遊び部分が入ったぐらいの浅いところで筆圧を設定すると描きやすくなると思います。 初期だと筆圧500位になっています。 そこを2000~3000以内に調整するのがオススメです。 使用するソフト側でも必ず筆圧の設定を行いましょう(私は毎日筆圧が変わるので毎度設定し直しています) この設定をするだけで化けます。凄く気持ちが良く描けるようになります。 物理的描き心地はフィルムで左右されますが、初期で貼られているザラザラフィルム(ペーパーよりもザラザラで手で払うだけで白く痕が残ります)は人によりけりです。私は摩擦が強すぎると感じ、後日w社用のフィルムを貼り見違えるように描きやすくなりました。 総合的にとても良い買い物でした☆ 今後に期待が高まりつつ星4です。 自作タワーPCに繋いでいるので、机の前に座りたくない時用の立ち位置になると思います。 因みに、3ピンから2ピンに変換するコネクターにも種類があるようで、受けである変換コネクター自体が短くて入らない製品があります