当方趣味で絵を描いています。 レベルとしては同人誌即売会への出展経験他、たまに絵の仕事をやったりしてるくらいの感じです。 今まで板タブ(ワコムインテュオスプロラージ)で制作を行っていましたが、今回この製品の存在を知り値段に興味を惹かれて購入いたしました。 今回はちょうど値段が同じくらいということで自分が使っていたインテュオスプロとの使用感の比較という視点で感想を記入したいと思います。 まず接続ですが、これは思っていたよりは簡単でした。説明書を読みながら行えば迷うことはないと思います。 配線も本体から出るのはケーブル1本だけなのでスマートです。 そして板タブと液タブの使用感の違いということでいうと、これはやはりダイレクト感が全く違いました。 板タブでの製作はやはり手元と見ている目線が全く別のところにあるということで、絵を描いているというよりはずっと「ペン型のポインティングデバイスでデータを入力している」という感覚がありました。 そこにいくと液タブはちゃんと「絵を描いている」感覚になります。 デジタルデータをそういう感覚で編集できるのは新鮮な感覚で、単純に今までより格段にデジ絵を描くのが楽しくなりました。 この製品自体の液タブとしての性能を記載しておくと、まずディスプレイの品質は悪くないです。 解像度もフルHDということできれいですし、今まで自分の描いた絵を開いてみても特に大きく発色に違和感を感じることはありませんでした。 一般的なデスクトップモニタやノートPCのディスプレイくらいの発色だと思って大丈夫です。今までデザイン用の特別高性能なモニタを使用していたとかいう人でなければ違和感を感じることはないと思います。 もうひとつ懸念していたペン入力のフィーリングについて記載しておきます。 まずカーソルとペン先のズレですが、これは粘り強くキャリブレーションを行うことによってほぼ違和感を感じないところまで落とし込めます。きちんと設定さえできていれば端っこに行くと極端にずれるということもないです。 ただ、狙ったところに正確にカーソルを合わせるスピードはやはりマウスには敵わないので自分はマウスと併用して操作しています。 あと個人的に気になったのは画面に接してない状態でのカーソルの追従性です。 具体的にはワコムのより画面に近づけないとペン先にカーソルが反応しない