以前オリンパスのアイトレックを何機種か使っていましたが、壊れたためwrap310に買い替えました。 ほぼ毎日就寝前に1〜2時間ベットでHDDレコーダーに録画したテレビ番組を観る、という使い方です。 横に奥さんが寝てても気兼ねせず、好きな番組を楽しむことが出来るこの手の商品は今では必須アイテムなのです。 wrap310ですが、アイトレックと比較して、画面が小さく感じる、というか、画面が遠くにある感じ。 映像そのものは非常に高精細なので、映画の字幕やHDDレコーダーのメニュー画面なども特に問題なく読むことができます。 また、視力調節が出来るのは助かります。アイトレックは眼鏡が必要だったので、この点はwrap310の方が便利です。 僕にとっての致命的な欠点は、目と目の距離と液晶が合わないということ。 表現が難しいですが、この製品に使われている液晶は、観る角度が正面から少しでもずれるととても見えにくくなります。 wrap310を装着して自然に正面を眺めると、左の目には左の液晶の画面がちゃんと映っているのですが、 右の目には視野角がずれて暗転したような映像が映ります。wrap310を右に強引に寄せると、相当右に寄ったところで、 右の映像がちゃんと表示されます。ところがこの状態では左の画像がまともに映りません。 僕は特に人より目と目の間が広いと意識したことはないのですが、wrap310側で調整できる部分ではないため、 どうにもならないとあきらめて、なんとか無理矢理使ってますが、ものすごく目が疲れます。 購入を検討されている方は、実物を確認したほうがいいと思います。目と目の距離さえ合えば、非常によい商品だと思いますので。