エネループ.三洋電機が開発した自己放電の少ない画期的な二次電池.現在はパナソニックが製造.スタンダード品(白)に加え,ハイエンド品(黒)が加わった.違いは以下の通り. ・白品=価格:安い,容量:1900mAh,充放電:2100回,自己放電:90%保持@1年後,70%保持@10年後 ・黒品=価格:高い,容量:2500mAh,充放電: 500回,自己放電:未記載 何と黒品は容量こそ31%多いが,充放電回数(繰り返し使用回数)は1/4以下で,自己放電特性も白品に劣る.(黒品≒一般的なニッケル水素電池) --- 充電池には充電後未使用でも自然に放電してしまう欠点がある.つまり,消費電力が少ない機器でも頻繁な電池交換が必要で,困ったことに充電は交換直前にする必要がある.この欠点を改善したのがエネループ(白品)だったのだが,黒品は別物の様だ.用途に応じた選択をお薦めする.