iMacとMacBook AirとiPod touch(4gen)とiPhone 5で利用しています。 カタログに書いてあるとおりのことはひと通りできていますし、 それを目的とする方におすすめできる最大の商品はこのSlingBox 350ですが、まったく問題がないわけでもありません。 Macでの視聴には、「Web SlingPlayer」と「SlingPlayer Desktop」を利用しています。 接続速度が十分でも「Web SlingPlayer」では、半分以上のコマが落ちて再生されてしまいます。 Web SlingPlayerでのコマ落ちは、画質を落としても改善されませんでした。 公式には非対応ですが、新製品向けのクライアントソフト「SlingPlayer Desktop」で接続して視聴すると このコマ落ちは発生せず、SlingBox 350の機能をフル活用することができます。 が、こちらはavast!のFileSystem Shieldと干渉するほか、 8mbpsまで行けるはずの接続速度が、3mbs程度で頭打ちになる現象が稀に発生します(ソフト再起動で解消)。 Web SlingPlayer、SlingPlayer Desktopともに、マシンパワーの消費はかなり大きいです。 ストリーミングサイトから同じ解像度の映像のストリーミングを受けたり、 VLCなどのソフトで同じ解像度の動画を再生するのと比べ、1.5〜3倍のリソースを消費しています。 MacBook Air Mid2011を利用して作業時の「ながら見」にも挑戦しましたが、 画質をSDまで落とさないと他のソフトの動作速度に影響してしまいます。 (そもそも画面解像度から考えて、MBAの使用法として現実的なものではないですが) Mac版と異なり、iOS版のSlingPlayerは本当に何の問題もなく動作します。 iOS6系のiPod touchでも、高画質の映像がコマ落ちナシで楽しめますし、 Dock - コンポジットの変換ケーブルを使って寝室のテレビでリビングのレコーダーの番組を楽しむこともでき、重宝しています。 この場合、画質はコンポジットの規格に制限されるため、だいぶ粗くなりますが。 YouTubeなどと比べてもストリーミングの通信量が莫大になるため、外出時の利用には注意が必要です。 スマート