《外観》 カメラ+バッテリー+SDカード+AF-P18-55mmレンズの実測、643gでした。EOS M3(バッテリー、SDカード、EVF-DC1,EF-M18-55mm)が620gなので、レフ機としては相当軽いと思います。ただ、本機からマイク端子がなくなり、内蔵マイクはモノラルのままですので、動画をメインに考えておられる方は注意が必要です。 《機能性》今回からSnapBridgeが搭載されています。iOSでもついにこのアプリが公開されて、iOS使いのわたしもSnapBridgeが使えるようになりました。SnapBridgeは一度カメラとスマートフォンやタブレット端末と接続してしまえば、あとは撮った写真をその都度自動的に端末に送信してくれます。もちろん、自動送信しない設定もできますし、後から任意の映像を送ることも可能です。ただ、自動送信にしておいて、端末上で不要な写真を削除するほうがスピーディーです。 個人的にSnapBridgeが何より便利なのは、スマートフォンのGPSと時刻の情報をD3400が各写真データに書き込んで送信してくれること。書き込まれたGPS情報は、端末上の写真にも、SDメディア上のデータにも書き込まれることです。これでもう、煩わしいGPSユニット(GP-1A)はもう、不要です(笑)。アップデートされたiOS10以降からは、取り込まれた写真のGPS情報に基づいて、マップ上にファイリングして表示してくれるので、とても助かります。 もうこうなると色々あちこちに出かけていって、写真を撮りたくなる、そんな気持ちにさせてくれる一眼レフカメラです。 《画質》前機D3300から2年8ヶ月以上経過し、兄貴分のD5500からも1年8ヶ月が経過したD3400。その画質の進化を比較してみると、露出は、意外にも控え目。D5500と比較しても、結構アンダー目の露出制御です。まるでD500のよう渋く、シットリとした画質です。露出制御に変更があり、やみくもにISO感度が上がらないせいか、高感度域での階調表現や、黒の締まりも、エントリー機とは思えないぐらい上手です。発光禁止オートでは、ISO12800ぐらい普通に写ります。 《AF》AFはD200時代から受け継がれたモジュールですが、現時点でも正確で、マルチCAM4800よりも優れているのかも、と思わせる時があります。今回よりステッ