安心して長く使いたい、という事で0S04005を選んでみました。 元々HGSTのDeskstar NASは商業用向けのNASに入れる事を想定されたHDDですから、24時間常に空調を調節した部屋で運用する事を想定しているHDDでしょう。 その為一般ユース向けのHDDよりかなり高温になります。 大まかにですが、エアコンを付けないとケース内温度+10℃前後の温度になります。私の環境だとエアコンなし室温33℃、ケース内温度36℃、0S04005は48℃といった感じになります。(画像1枚目) 真夏にエアコンを付けず稼働させることを考えていらっしゃる方は他のHDDの購入をおススメします。 私のPCは0S04005を入れるにあたりファンを静圧の高いモデルに変えました。窒息気味、エアフローが悪いケース(NASシステム)では温度は確実に跳ね上がります。 速度は画像2枚目の通り、シーケンシャルアクセスは大容量のデータを扱っても極端に落ちることが無く、安定して195MB/s付近の書き込み速度が出ています。ただめちゃくちゃ速いという事もなく、可もなく不可もなしな速度です。 一番の難点は音でしょう。先にも書いた通り、一般ユース向けの物ではないので、自室に置いてあるNASに入れて稼働させるといった場合には騒音がかなり気になるでしょう。 私の場合は24時間稼働させるわけでもなく、普通のデスクトップPCにインストールしたため寝る時は気になりませんが、寝るときも付けっぱなしとかどこかしらで24時間稼働させたままの方にはあまり向いていないHDDです。