良い製品である。 要求仕様 1. 機械的なスイッチによる有線LAN切替器 2. 結線はちゃんと4対8芯なされていて状況が良ければ1000Mbpsでの通信が行える事 3. ジャックは独立して取り付けられててある程度頑丈である事 4. メタル筐体である事 5. STPケーブルが利用可能なようになっている事 を満たしそうな製品を探してみるとこれしかなく、購入してみるとこれらがちゃんと全て満たされていた、というだけの話である。 …国内のメーカーも満たす製品出せよバカヤロー、という話である。 機能的には上部1.のとおり機械的な有線LAN切替器となっており、2.のとおり結線はちゃんと4対8芯なされていて状況が良ければ1000Mbpsでの通信が行え、3.のとおりRJ-45のジャックは独立して取り付けられてい隣のジャックと一緒にアルミ製のジャックカバーが歪んでプラグの抜け防止用のツメが引っかからなくなるという事も起きにくくてかつそこそこ丈夫であり(業務用ルータクラスの頑丈さ。独立してジャックが設けられているのはかなり豪華な物理的仕様かと思った。)、4.のとおりメタル筐体であり、5.のとおりありがたい事にSTPケーブルが利用可能になっている(各RJ-45のジャックはちゃんと樹脂製ではなくメタル部分があるものになっており、それら各ジャックのメタル部分が内部的に短絡(一応書いておくと全ジャックメタル部分常時短絡)している。つまり、STPケーブルを用いる事が可能になっている。)。 まぁ、おそらく、概ねの機械的な有線LAN切替器の中で最も良く多くの者が欲しい機能が満たされているのではないかと思われる。 (やや残念な事として、筐体にアースのために用いれる部分が標準では無く、また(筐体が金属製であるといっても)筐体内には特段の電磁波漏洩防護が無い事があるのではあるが、それは求め過ぎかと思われるし、自分で何とか出来るのでとりあえずいい。) 手持ちの電磁波測定器で測定を行ってみると、使用中の状態で検出限界以下の電磁波であったので、おそらく現存する国内の機械的な有線LAN切替器の全てよりも電磁波漏洩に対しての防御力が高いのではないかと思われる。 ああ、普通にこういう製品が国内で出回っている世の中になっていれば良かったのであるが…日本においては消費者がメーカー等によりわざと問題のある商品を掴まされて