東急ハンズで他社の類似品を偶然試す機会がありました。たいして期待はしていなかったものの試してみると思った以上に翻訳ができていたため、その後いろいろ調べて主流の製品とされるポケトークを購入。 最初に試した他社の類似品もそうだけど日本語認識能力には正直驚かされました。発音をはっきりとして喋りかける必要はあるがが声の質が違っていても、男だろうが女だろうが誰が話しかけても日本語認識性能は非常に高いです。「橋」、「箸」のような同じ発音の単語ではそれだけを話すとさすがにどっちの単語かはわからないが(そもそも人間でも無理)、文の中に単語を入れて話しかけると文脈を考えながら正しいほうの単語を翻訳機が選択するので、これはすごいと感じました。これはかなり凄く、ここまで進歩しているとは全く予想していませんでした。 しかし「翻訳機」であるならば発音の認識能力だけでは使い物にはなりません。当然のことですが翻訳精度が求められますが、一番使われるであろう日本語→英語で試してみましたがはっきり言って大した進歩はないと感じます。正確に言うと文によっても違うので、簡単な旅行用フレーズなんかだと翻訳精度は高く十分実用的ですが、少しひねりの入れた表現ややや長めの文章になると途端に使い物になりません。翻訳された文の意味が若干違う、という程度ではなく全く別物になっていたりもします。不可解なのは難しい意味ではないと思われる日本語が正しく認識されているのにそれに対応すべき英単語が似てるものどころか全く別物に代わっていることです。これでは全くダメです。 日本語認識能力の高さに圧倒されたのでそれと比較すると翻訳精度は使い物になりません。ちなに翻訳精度についての批判意見については私だけでなく知り合いの英語堪能なヨーロッパ人も同意しています。またその友人によると日本語→フランス語などの英語以外の翻訳はおそらく日本語→英語→フランス語という流れの翻訳だろうとのことです。これはおそらく日本語→フランス語よりも英語→フランス語のほうが精度が高いので最初に日本語→英語に訳したほうが精度が高いフランス語訳になるからでしょう。しかし日本語→英語が上記のように信じられないような誤訳をすることがあるのでフランス語になっているときはさらに精度が低くなっていると感じると言っていました。 また、どの会社の翻訳機もGoogleのものをメイン