30年近く使い続けたテクニクスのリニアトラッキング方式のSL-10からの代替えです。 驚くほどノイズがなくなり大満足です。 原因はSL-10の経年劣化、カートリッジの劣化と考えられますが、 カートリッジを変えてもノイズに変化が見られず、針圧の変化ではないかと思われます。 本機に変えてからはストレスなくなり、全てのレコードを聴きなおしていますし、 新譜の購入も始めてます。 選んだカートリッジは本機と同じメーカのDL103ですが、 付属のプレート2枚をシェルとの間にかませなければ水平は出ません。 不条理に思いメーカに問い合わせしましたが、その方法でお願いしますとのことでした。 シェルとカートリッジに対する許容量は試行錯誤の結果を待たねばなりません。 普通に聴く分にはアナログ独特のノイズは激減し、1,500枚のレコードが現役に復帰しました。 当分CDではなくビニールレコードを聴く日々になりそうです。 気がつくと異様に高額な設定のプレイヤーばかりになりましたが、本機のCPはありがたいです。 2012.11追記 カートリッジをAT-OC9/'VとTA-LH18/OCCに替えました。 オプションのウェイトACD-45-Nの目盛りでは正確な針圧を求めるのは難しいので POCKET SCALEなる電子100グラム秤と大正天秤製作所の100グラム分銅を調達して正確を期しました。 103で十分満足していたのですが、蝶々夫人を歌うマリアカラスの声が初めて高音ではなく歌に聞こえました。 2017.6追記 本来針圧計ではないPOCKET SCALEの使用は間違えていました。 磁気に反応する素材が使われているため、カートリッジの磁性体の磁力が働いて、実際より多い針圧を示すことが分かりました。