HDDを搭載する際に誰もがケースを開け、基板を目にすることになりますが、ユーザーの目につくにも関わらず基板の作りが雑です。 業界では完全NGな0.1mmを超えるハンダの飛び散りや多量のフラックスが清掃されず残っています。 フラックスならまだしも、ハンダの飛び散りは容易に剥がれて部品間でシートします。 SMD部品の実装状態は良好なため、手付けによる人の手が入った箇所のみ品質が悪いようです。現場の品質教育が出来ていないのでしょう。 初期不良のレビューが多々ありますが、原因はこの辺にあるのでは。 DIPスイッチなどはハンダがC面まで上がってません。 LEDは筐体とツラが合ってないのをリードを曲げ強引に取り付けてありますが、機械設計時のミスなのか、元々使っていた部品が廃止品にでもなり、互換性のない部品を代替品にしたのか。 購入した状態でそのまま使用するには信頼性に欠けますが、手直しして使用して取り敢えず問題は起きていません。 最低限、ご自身で基板の清掃をしてから使うことをお勧めします。