何も分からないときはただ音が出るだけで楽しかった。 教室に通い出して三カ月程の事、教室の弓を貸してもらうとその弓の弾きやすいこと。その弓も定価3万の日本製。早速同じブランドの二つ上のグレードの弓を買いました。 半年程たち音階もある程度とれ、ちょっとした曲が弾けるようになると、楽器屋さんで本体のみで20ー30万のバイオリンを試奏してみました。 その音の差に愕然としました。もちろん教室で聞く先生の音色のすばらしさは楽器と腕の良さだから比べても仕様がないと思っていましたが、やはり楽器その物が持つスペックも大事だという当たり前の事に改めて気づきました。100万オーバーのオールドも何挺か試奏しましたが、もはやぐうの音も出ませんし、どう逆立ちしても手がでないので考えませんが、やはりきちんと習われるのであれば、セットで10万オーバー、出きるのであれば30万までの予算を見れば長い目で見れば出費は少ないかもしれません。 今では家庭持ちの少ない小遣いで買える、練習していて悲しくならない音色のバイオリンは探しています。