チェロを始めてみたい。でもチェロにウン十万も費やすような余裕なんてない。でも今を逃したらいつ始めるの?プロになりたいわけじゃなく、口うるさい音楽マニアのような崇高な考えもない。4万弱なら多少の苦労をしても始められそう… という方にオススメです。 そういう私もずっとチェロを始めてみたくて、どこかに習いに行くつもりもない。そして何十万も出せるわけがないし、出せない人は首を突っ込んではいけない世界なのだと思っていました。 しかしこの破格なチェロ(しかもセット!)と出会い、これまた数ヶ月悩んだ末に購入しました。 完全にド素人の目線ですが、開封してみて驚き! 立派なチェロじゃないですか! いろいろな所に埃のような木屑のようなものが付着していましたが、拭き取ってしまえば傷もなく、光沢も少々ですがありました。完全なチェロです。(大興奮しました) そしてまず、駒が外された状態で送られてくるとのことでしたが、届いたものを見ると弦も駒もきちんと整った状態でした。 さすがに調弦は自分でしっかりと行わなければなりませんでしたが、本当に初心者なので、1時間半悪戦苦闘してようやく基本の音が出るように…。 自分で下調べをしていたから良かったものの、付属の入門書だけでは到底できる気がしません…調弦の項目を読んでもなんのことやら?という感想で、この点は自分で他の本を読んだりネット検索を入念にしたりと下調べが必須だと思います。 付属の入門書は、簡単に説明したものをもっと噛み砕いて書かれたようなものです。 一応、姿勢や持ち方、指の運び方から簡単な曲等、一通りの事は書かれていますが、本当の初心者が知りたいような事細かい内容は書かれていないので、本当に軽く大まかな内容を掴む冊子と捉えるべきでしょう。 そしてチューナーなのですが、楽器を選ぶ所でチェロの項目が無く、バイオリンの項目を選んでチューニングすればいいのか何なのか、説明書を読んでも商品について検索してもよく分からず仕舞いです。 結局ピアノの音を頼りに調整をしました。 そして松ヤニですが、これが曲者です。 異常に硬く30分以上擦り付けても、逆になぜか松ヤニに少し汚れがついたのみでした。 新しい弓、新しい松ヤニはどちらも付きが悪いとのことで、触った時に指にうっすら白い粉がつくまで擦り付けろと入門書にありましたが、これでは到底無理です。 ネットで