自分は鉄道写真のサポートとして鉄道無線の傍受を目的としていて、それ以外にレシーバー自体には高い性能は求めていないし興味もない。 過去にVR-150を所持していたが、操作がシンプルで、特にメモリダイヤルとボリュームダイヤルが別々な点は良かった。 この機種ではボリュームボタンを押しながらダイヤルを回すなど、片手での操作がし難く、小型化という面もそれ(=両手で操作)を前提にしているように感じる。 ある時、VR-150を紛失していまい、代わりに購入したものの、小型化という面(あとダイヤルロックも)以外では余計な進化だと感じた。 無線を聞くこと自体が目的(趣味)なら問題ないかもしれないが、自分の場合は両手で無線機を操作するなどという余裕がある場面は少ない。 ポケットに入れておいて、ボリューム、デュアルレシーブ等の操作を片手でできないのはかなり不便である。 そもそも、アウトドア派向けで牛骨性を売りにしているVR-150とは路線が違うのかもしれないが、単純に後継機だと思って買うとガッカリする。 しかし、画面に表示される情報量は一気に増え、単純にデジタルの面ではかなり進化している。 自分のように、操作性重視ならば例え過去の機種だとしても、そちらを選ぶのもいいかもしれない。