先日の豪雪災害で「ガスが止まる」「灯油の販売制限&入荷未定」といったことを直に経験し、春夏レジャー用のシュラフでは真冬の災害時には役不足を痛感しました。地元の最低気温がマイナス5度までなので、そこまで対応しているのをまず一人分購入しました。 ○ 自宅にある春夏用のものと比べると、収納バッグに入った状態でもちょっとだけ大きいです。足元に行くほど細くなっているわけでもなく、168cm・58kgの私が中に入った状態で膝を立てたり膝を抱えたりもでき、きゅうくつな感じはありませんでした。 コタツの中で着替える横着スキルのある人なら、外に出なくても着替えも可能かと思います。 ○ どれぐらい暖かいのか暖房のないガレージで試しに寝てみました。ガレージの室温2.4度(外は車の窓がばりばりに凍る程度)休憩用の傷んだ合皮ソファーの上です。 ◇ ヒートテック、フリースとフランネルのシャツ → 寒くはないものの、冷え性の人だともう一枚ほしい感じ ◇ 上の服装に加えて中綿入りジャンパー着用 → 厚着なので動きにくくなるものの、ぽかぽかする こんな感じでした。登山をしたことがないのでプロ用のものがどれぐらい快適なのかは分からないのですが、風が当たらない&マイナス二桁にならないところであれば私としてはこれで十分かと思います。 春夏用と比べてさすがに暖かい分、唯一外に出ている顔が寒かったです。 ○ 合皮ソファーの上だったので痛くはありませんでした。ちょっとした車中泊程度ならこのままでいいと思います。ただし避難所や木やリノリウムなど床の冷気が直接くるところではアウトドア用のマットを用意するのが賢明です。 ● ものによっては簡易枕がついているものもありますが、これは枕がありません。緊急時にちゃんとした枕の調達が難しいことを考えて、別に用意しておく方がいいかもしれません。 あとは、収納袋のベルトがワンタッチではないので、ちょっとだけ手間がかかります。