最短合焦距離20センチがすばらしい。この四倍モデルか、同じくビクセンの六倍モデルかで迷ったが、最短合焦距離の短さが六倍モデルは25センチと、すなわち5センチ違う。この5センチは大きい。よってこちらの四倍モデルの方を買ったが、実際に使ってみて、正解だったと思う。レンズの明るさが明るいのも、博物館の中は薄暗いので、ありがたい。ちなみに、他の方のレビューで、「右手で本体を持っているとして、中指・薬指・小指で胴を握りこみ、親指と人差し指でリングを回します。しかし、回転させるほうにストラップがついているため、それがからまってとても不便・・・」という厳しい御意見がありましたが、右手で持つか左手で持つかのどちらの場合でも、通常は、接眼レンズの方を固定し、刻み目ゴムで覆われた前玉の側を回すのが、こういった光学機器の本当の使い方ですので、接眼レンズの側にストラップがついているこの商品は、通常の正式の使い方通りにすれば、ストラップがからまることはありません。念のため、記させていただきます。それから、ケースというか、携帯用袋がついていますが、他の方のレビューにもあったとおり、安っぽいですね。私は別メーカーの「ミザール」に付いてきたケースを流用して、このビクセンを入れて持ち歩くことにしました。