小型ケースなのに、小さめのパーツを選んで組んだことが良かったのか、今まで組んだ中で一番組み立てやすかった。位置決めの必要なところのネジは皿ネジが使われていて、微調整がほとんど不要だった点がとてもよかった。スペースも案外あってケーブル取り回しなど問題なく出来た。細かな作りもとてもよく出来ていると思う。 このPCでゲームはしないので、構成はだいたい以下の通り。 MB&CPU:AM1 5370 CPUクーラー&メモリー:手持ちで一番背が低いもの 電源:SilverStone ST45SF グラフィックカード:GF GT710 ファンレス ケースFAN:120×25 900rpm 組み込む前の部品構成はだいたい写真の通り。 OSインストールと作動確認を終わらせて組み始めたが、スペースで苦労することなく組み上げることができた。 プラグイン電源なら、もっとケーブル周りはすっきりしたかもしれない。ただし、電源が大きくなるので、見た目と作業性では作業性のほうを選択した。 音はほとんど感じず、リビング用PCとして今までより小さく、静かなPCにすることができた。 ただし、固定金具の突き当て部分がネジ穴をふさいでしまうので、ネジ固定式のスリムSATAの変換コネクタが固定できなかった。きちんと固定できないと接触不良の原因にもなるので最終的には差し込み式の変換アダプに変更した。 ケースFANは15mm厚のものを使えば、グラフィックボードのスペースはかなり確保できそう。補助電源が必要なものは高さが難しそうだ。GF GT730のファンレスなど、2スロット分のスペースが必要なグラフィックボードには有効かもしれない。 デザインもすっきりしていて、音も静かになったのでとても満足している。 長く使えそうだ。