速度は非常に速いです。測定サイトで380Mbpsほど出ました。しかし安定感がありません。 リンクは常に866Mbpsで確立、親機との接続自体も外れたりすることもなく安定しており、 見た目上は問題ないのですが、なぜか通信が途絶える現象が起きます。 ライブストリーミング(radikoやニコ生など)は止まりますし、ダウンロードに時間のかかるファイルはほぼ失敗します。 また、webページを開く際も、時折引っかかるような感じで読み込みに時間がかかることがあります。 親機はWSR-1166DHP2を使用、他の11ac接続機器(スマホなど)は安定しており、この製品だけが不安定な状況です。 色々と設定を見直したりしましたが解決できずに断念。旧規格である11a/n接続に変更すると、このような問題が起きませんでした。 (デバイスマネージャ→ネットワークアダプター→WI-U3-866DS→詳細設定→Wireless ModeでIEEE 802.11a/nに変更) また、usb2.0に接続することでも改善するようですが、おそらくこれは自動で11nに変更されるからではないかと思います。 内部チップにはRealtek製のRTL8812AUが採用されているみたいですが、本来のスペックで使用するとなると、色々と問題が出てくるチップのようです。 下記モデルは同チップを採用している製品ですが、やはり似たような現象が起きているようで、特にwindows10での不具合が多いみたいです。 Realtek社側がドライバーを修正しない限り、完全な解決は難しいのかもしれません。 ・ASUS USB-AC56 ・Elecom WDC-867U3 ・IODATA WN-AC867U ・NEC Aterm WL900U ・Planex GW-900D ・TP-Link Archer T4U ・TP-Link Archer T4UH 私の場合、性能を落とすという形で使用することになりました。 有線接続で実測値500Mbps前後出る環境なので、今回11acの恩恵を受けられないのは残念です。 ただ、11nでも実測値100~170Mbpsほど出ており、十分実用範囲内なので良しとしておきます。