¥6699で購入。以前からNeewerが安価なマニュアルフォーカスレンズを 出していることは知っていましたが、32mm f/1.6 というのは新作…? 最近まで見かけなかったので慌てて購入してみました。 自分の予想どおり、翌日にはすぐ売り切れてしまい、しばらく在庫無し状態に…。 その後1回だけ再入荷したのは確認しましたが、2日ほどでまた売り切れ。 以後ずっと欠品がつづいているようです。(高い値付けの業者除く) で、肝心の写りに関して。 意外にもまずまずちゃんとしたものでした。ピント部分はそれなりにシャープですし、 ボケの滲み方も綺麗。開放での周辺光量落ちは大きいものの、絞れば軽減しますし、 率直な話「そんなわるくないじゃないか」と。 絞り環やピントリングの動きもヌルッとしており心地いい。(絞り環はクリック感のない無段階タイプ) なんかちょっと悔しい。コシナフォクトレンダーほど造りは良くないですが、 値段考えれば十分許せる出来。 歪曲も自分にとっては許容範囲かなと。わずかに歪みは認められるものの、 事前の予想より穏やかで、SIGMA 30mm F2.8 DN Art でも同程度の歪みはありますので。 が、遠景の写りを試してみて、このレンズの弱点が露呈しました。 F8~F11まで絞っても周辺はまったく解像しません^^ しかも自分の個体は片ボケが酷く 右より左側が大きく流れてしまいます。さらに強い光源がある逆光だと、 光のシャワー的なスペクトルゴーストが盛大に発生しますし、 角度によってはコントラストがだいぶ低下し、白っぽくフレアが出て滲みます。 でもまあ、コレはそういうあれこれを愉しむレンズじゃないだろうか、と。 駄目なところをカバーしながら工夫して使うのは面白いですよ。 妥協とかではなく、弱点を知りつつ敢えてマニュアル撮影を愉しむためのレンズです。 (作例すべて撮って出し - SONY α5100使用 クリエイティブスタイル:Vivid) ※18.09.15 記述誤りがあったのでいろいろ訂正