普段はJBLの約1万円のBluetoothイヤホンを使用しています。 Amazonでの評価はあまり高いものではなかったのですが、 個人的には気に入っており使い続けていました。 その一方で3000円程度の無名メーカのBluetoothイヤホンが 非常に高い評価（レビュー）となっているので、 以前から気になっており、今回、本製品を入手しました。 結論から言うと、安価で音質も悪くないイヤホンでした。 室内で一聴して「あれっ？想像よりもずっと良い」と驚きました。 ドンシャリで低音、高音が強調されたチューニングですが、 これと言って奇をてらった音色ではなく、至極まっとうな音作りに思えました。 また電源投入時や、ペアリング時に出る音声がアニメ声なのが ターゲットとしている消費者を特定している様で、面白みを感じました。 屋外ではどうだろうかと試してみたのですが、 Metallicaのブラック・アルバムを聞いてもどうもしっくりと来ない。 ブーミーな低音、耳に刺さる高音、ヌケの悪いドラム音で、 ストレスが溜まり駄目でした。屋外だと周囲の騒音がある為、 どうしてもかき消される音があり、音の印象がだいぶ変わる様でした。 そこでPerfumeのFuture Popを聞いてみるとこれは上手くハマりました。 もっと良い音はあるだろうけれど、これと言って不満の無い音に聞こえます。 Electronic、Popsには向いている様です。 ジーパンの前ポケットにiPhoneを入れ使用しておりましたが、 歩行時、電車での移動時も音が途切れる事はなく、通信の安定性も問題ありませんでした。 リモコンは見た目は使いやすそうなのですが、実際に歩行時に手探りで操作すると 「ここが中央スイッチ？」と若干、戸惑います。 また充電中にLEDが点灯したりという事がなく、 大体1〜2時間充電するという大雑把な仕様の様です。 最後にJBLの普段遣いBluetoothイヤホンに戻して聞いてみたところ、 やはり音の透明感やドラム音のヌケの良さなど、音の違いを痛感しました。 リモコンの操作性もワンランク上です。 とは言え、有線のイヤホン全盛期に、3000円クラスと1万円クラスでは 大きな開きがありましたが、Bluetoothイヤホンの場合、そこ迄の差が無いと感じました。 Bluetoothの規格上、どうしても音質に制限