安価なので、傷んだら取り替えるつもりで3本購入し、車に常備、自転車用と使い分けていた。 テンプル(つる)は一体型で、モダン(先セル)が付けられていない。テンプル(つる)を折り畳むと、先端がレンズに触れ、その内面にキズをつけてしまう。 フレームはパッドも含めて一体型で、肉抜きがしてあり、見た目の印象に反して軽量である。しかし、その肉抜きが仇となり、強度不足になる部位があるようだ。3本購入したうちの2本は、全く同じ部位を破損した(写真)。 この部位は、レンズをホールドするための切り欠きと「肉抜き」が重なった部分だ。構造的にも、ヒンジ部分から急激に断面積が小さくなっていて、応力が集中しやすいものと推測される。 断面はアクリル樹脂のように鋭利で、メガネのフレームには適合しない脆い素材が使われているようだった。 装用中に破損した時のことを考えると、壊れていない残りの1本の使用を躊躇してしまう。