「粉と液体だけでプラスチックが修復できるだなんて、どうせ強度はそれなりでしょう」と半信半疑で購入。 扇風機の首を上下に振って固定する機構は、金属球を相手の金属版のギザギザの溝にばねで押し付けて固定と稼働ができるようになっているのですが、ばねと金属球を収めている円柱のくぼみの金属球側の端が、経年劣化で欠けてしまっていました。 こうなると、扇風機はのべつ幕無しにうつむいたままです。 こんな部品なんて、素人が簡単に購入できるとは思えません。 皆さんのレビューやyoutube動画を観て俄然やる気になりました。 セロテープで簡単に欠けた部分の枠を作って形成しました。 ニードルには横にも穴があるため、先っぽで形成しながら液を補充して柔らかくもできました。 硬化後は、鑢やリューターでガシガシ削れるほど固着していました。 おかげで2台の扇風機が現役復活を果たしています。 プラリペアのおかげで、いままで爪の破損等を恐れて躊躇していた、色々な物の分解修理を試みることができます。 ダメもとでやってみる価値のあるものです。 次は、型取り形成にチャレンジしてみます。