ワンポイントステレオマイクロフォン・オーディオテクニカAT8022を本機に接続して自然音やバンド演奏を録音して楽しんでいます。 手頃な大きさでXLR端子接続が出来るレコーダーを探していて、オリンパスLS-100とタスカムDR100MK2と比較しましたが、LS-100はバッテリー容量が小さすぎることとXLR端子にロックがないので、タスカムDR-100MK2を購入しました。 内蔵単一指向性マイクの音質はまずまずといったところ、とりあえずこれ一台でも録れるというのは便利ですね。 AT8022との組合せでは妙に誇張された感じもなくナチュラルで、音質については小型のPCMレコーダーとしては大変満足できるものです。 他の方のレビューで、揺すっただけでINPUTセレクタースイッチがカシャカシャと動いてしまうというのがありますが、私が購入した個体については左右に動かしてもしっかりした節度ある動きをして、揺すってもスイッチは微動だにせずカシャカシャ音は皆無です。 使っていて気になるのは3つ。 ・電源スイッチがメッキのつるっとしたものでボディとツライチなので、暗いところで手探りでスイッチが指先で探しずらいこと。 スイッチにギザギザやポッチでもあれば、指先で探りやすいのにと思うのですが、まあこれは使いなれれば解消できるような気がします。 ・電源スイッチが長押しでonなのがじれったいです。これは知らぬ間にスイッチが入らないようにという配慮かもしれませんが、急いでいるときは困りますねえ。 ・ヘッドホン端子とボリュームダイヤルは近すぎます。 ひょっとしてタスカムの開発の皆さんはちょちょいのちょいで「はい、できあがり!」と流れ作業的に仕事をこなして製品を作るだけで、実際にヘッドホンを用いて製品テストはしてないのか?と思ってしまいます。 多少の不満はありますが、概ね満足できる商品です。