まず、嘘が二つあります。ひとつは1000ルーメンではないこと。実際1000ルーメンの明るさを知らない人が多いと思いますが、おそらく500~600ルーメンくらいです(定評のあるVOLT800と比べましたが暗いです)。600ルーメンでも明るいですが嘘は嘘です。二つ目はブラケットにつけて360°時計回りに回転するとありますが、全く回りません。気がつかない人もいるだろうし値段もそこそこだから、嘘をついてでも売れればというメーカーです。 それにこのメーカーは実際に自転車のことをよくわかっていないと思います。ライトはボタンを押すごとに、点灯(高)、低、点滅、消灯、点灯(高)になっています。つまり低または点滅から高にするためには一度消灯しなければいけません。たとえ一瞬であっても点灯していない状態になります。自転車乗りのことを考えているメーカーではあり得ない仕様です。高光度をうたっているのにまぶしさを遮る仕様になっていないし、サイドにもわかるように横に光が漏れる仕様にもなっていません。明るさはこれよりも明るく、上にあげた条件をすべて満たしている同程度の値段のものは中国製にもあります。 ママチャリで街乗りで使うのなら十分ですが、クロスバイクやロードバイク乗りで、VOLT800や400の代わりにと思っているのならやめた方がいいです。