「ナチュラル」の色は掲載写真ではニス塗りのテカテカした光沢の強い濃い色にみえますが、実物はピンクがかった上品なやさしい色で、艶は比較的弱く照明が直接当たってもテカテカしません。「画用紙額」という製品カテゴリーはいかにも子供用みたいなニュアンスも感じられますが、写真や絵画をどこで展示しても恥ずかしくない立派な軽量フレームです。 同価格帯のイワタとナカバヤシの裏板の留め具を回転スライドさせるタイプの場合、薄い用紙ではゆるゆるで厚紙を一枚かまさないとピタッとしない額フレームがあります。 本品の裏板の構造は、湾曲した金具が元に戻ろうとする力で裏板から透明フィルムに向かって押し当てているので、薄い用紙でも透明フィルムにパンパンに張り付く感じです。例えば前者2社の製品で「四つ切り」より小さな作品をフレームのド真ん中に入れてからフレームを両手で持って強くゆすったら作品の位置はズレてしまいますが、本品の場合思いっきり上下左右にゆすっても最初にはめ込んだ位置からは動かないです。「四つ切り額」を次回購入する場合、値段が多少高くとも本品を選びます。