ダイハツMOVEのL150(H4バルブ仕様)に取り付けてみました。 結果、下記の理由で装着は断念し、返品となりました。 この手の中華製LEDは初期不良が多いため、車両取付前にテスト用バッテリーに繋げてHi/Lowそれぞれ3時間ずつ点灯試験を実施。温度の上昇はハロゲン球と同等でした。 ※ テストはガラスレンズのSTANLEY製、規格型丸目2灯に装着・台座の金具部分が大きくキツキツだったが何とか収まった。押さえ金具も何とか留まっている状態。 1.台座の金具部分が大きくバルブが奥まで押し込めない。また、台座の厚みも分厚くバルブ押さえ金具がそのままではセットできない。 「H4と完全互換」と謳いながら、取説には「金具を折り曲げてください」との説明があるが、ボンネット内で太い金具をうまく曲げるのは困難であり、一度金具を曲げてしまうと、今度はハロゲンバルブが押さえれなくなるという罠。 また、台座を削って装着された方もおられますが、故障時に保証は受けれるんでしょうか? 2.確かに小型で防水キャップのゴムは加工せずとも装着できるが、そうなるとFANによる冷却は全く望めなくなるジレンマ。よって熱がこもり耐久性にモロ影響が出そう。 3.中華製らしく安定化電源に繋いでみると出力30W(2.4A)の筈が18W(1.4A)くらいしか流れていない。 よって明るさ6,000lmは超過大表示でしょねぇ。実際いいとこ2,000lmくらいかな。 4.冒頭のSTANLEY製丸目2灯に装着して照射してみると、画像の通りカットラインは左側が上がりすぎ、かつ中央部と下部(手前側)が暗い。 画像1枚目:約5m先の壁に照射/Low-beam 画像1枚目:約5m先の壁に照射/Hi-beam 画像1枚目:約10m先の壁に照射/Low-beam 5.Hi/Low同時に電圧を掛けるとHiのみしか点灯しない仕様。 過電流及び過熱防止対策と思われるが、今後は同時点灯も可能にして欲しい。 と、まだまだ発展途上のLEDバルブのようです。