取っ手の材料に使っている、少し硬い粘着感のあるゴム風の樹脂に石油系のゴム臭さがあり、取っ手を掴むと手にすぐニオイが移る。使用して時間が経っても取っ手のニオイが消えないのでグリスとか初期的なニオイとは言えないだろう。ニオイが気になる人は、取っ手カバーをつければ手にニオイが移る心配はないが、耐久性のある革製の取っ手カバーは安くても1,000~2,000円するので、その分価格を加算した他のバッグを買ったほうがよいだろう。 このゴム風の樹脂は、バッグの全ての枠取り、ファスナのツマミ、デザインの一部として全体に使われており、また鋲を打ったそのゴム風樹脂が底部一面に張ってあるため、当面の自立が得られている。 バッグ全体としては、価格相応。ただ、内側のポケット部分を使うとクシャクシャとパラフィン紙のような「音」がするところが気になる。まさかポケット部分が紙製のパーツで出来ているわけではないだろうが・・・。 いずれにせよ、カバンとして常時触る取っ手が臭い点、そのニオイがすぐ手に移る、というところで星3つ。