「光学ズーム30倍」とサイズの小ささに、思わず購入してしまいました。 良い写真を狙って撮りたい時には一眼レフ、さっと写真を時にはスマートフォンのカメラを使っていますが、スキーやランニングなどのスポーツ時などに使用できる、小型でそこそこ性能の良いカメラという位置づけで考えています。 DSC-WX500の画質はあくまで「コンデジの範疇」ではあります。EOS Kiss X7のような一眼レフ入門機と比べても、パソコン上で等倍ピクセル(100%)で画像を確認すると、X7の方は違和感がない自然な画像で、DSC-WX500の方はざらついた感じが出てしまいます(最大画素数自体は大差ありませんが)。ただ、これについてはどのコンデジも似たり寄ったりなので、DSC-WX500が特別悪いという訳ではありません。 光学30倍ズームはやはり強力です。遠くに小さく見える被写体も、望遠鏡を覗いているかのように、はっきりと写しだしてくれます。さらに、手ブレ防止機能が強力なようで、これだけの望遠を使っても、比較的被写体を狙いやすいです。AFもかなり早く、色々と使いやすい印象です。 実は、どちらかと言えば静止画よりも動画撮影の綺麗さにびっくりしてしまいました。映像だけを見れば、これがあればビデオカメラもいらないのでは、と思う程でした。ただ、ズーム機能を使うと、どうしてもモーター音が発生しまうので(それでも大分静かですが)、これが気になる人はやはり専用のビデオカメラの方が良いのかもしれません。