STPといえば「いつからあるんだろう？」というくらいの老舗。 今回試したのはエンジンオイルの添加剤です。 用途は粘度や洗浄力の復活／性能向上で使用のタイミングも オイル交換と同時、或いは使用中のエンジンに、といつでも大丈夫のようです。 缶は昔のプルタブではなく上が全部開くタイプ（一般的な缶詰と同じ）です。 そのまま注入しようとするとこぼしてしまいそうなので缶を少しつぶして 〇→（）くらいにするとそのまま注入できるようになります。（つぶしすぎに注意） 今回は ・レガシィのEZ30エンジン ・オイル交換は5000km毎に行っているのでオイル消費や異音は無し ・使用オイルは鉱物油の10W-30（指定は5W-30ですが好みで変更） ・前回交換から2500km走行の状態で注入 ・帰宅直後だったので完全暖気状態です という状態からチェックを行いました まず粘度が高いのでフィラーへの注入はゆっくり行いましょう。 卵の白身が出た後に黄身がどっと出てくる感じがありますので 通常のオイルと同じペースで入れようとすると溢れてしまうと思います。 注入後にエンジン始動。数分アイドリングをして様子をみます。 ・タイミングチェーンの駆動音がやや静かになりました 　※元々このエンジンはチェーンの音が聞こえます 　オイル交換直後からオイルの劣化により徐々に大きくなる傾向がありますが 　一旦リセットが出来た感じですね。 ・走行した感じは…あまり変化は無かったです 　現状で調子が良いエンジンですのでここは評価の対象外ですね。 　オイル消費のあるエンジンに使用すれば消費量を抑えられるかもしれません。 ということで結論は「効果はあります」 いつ使うかはユーザー次第でしょう。 何となくですがオイル交換と同時よりも ・交換サイクルの中間で（性能の回復） ・交換時期ですがどうしても交換に行けない時のトラブル予防／延命処置として ・オイル消費の激しいエンジンの消費予防として あたりがよろしいのではないかと思います。 びっくりするような高額商品が多い添加剤の中では極めて良心的な価格ですので ガレージに一缶あっても良いと思います。