失礼ながら、以前のWUBEN製品には所々作りの甘さが散見され、全体的に割高なイメージがありましたが、少なくともこのL50についてはクオリティが高く、電池も付属しながら価格を抑えているのでお買い得感は、かなり高いと思います。 外装は勿論ですが、ヘッド内部やリアジョイントのネジ切り部分も手を抜かず丁寧に造られている印象を受けました。 最大出力の1200ルーメンについては独自測定とありますが、実際に他の同クラスの製品と比較しても遜色はなく、大袈裟に盛ってはいない事が確認出来ます。(WUBEN社は以前からもルーメン値を盛るような事をしていないのが好感度大♪) XP-L2もXP-G3やXHP50.2/70.2と同じく、LEDダイの基板が蛍光色で着色されている関係で中心光部分に色偏差が生じますが、L50では口径、および集光度合いにより色偏差も小さくなっています。 【Hi】ではXP-L2をギリギリまでドライブしている事になりますが、過熱防止機構も備えているので安心です。ただし、過信は禁物で、【Hi】での点灯は必要最小限に留める事をお薦めします。 ワンクリックでON/OFF、点灯中の半押しでモード変更と、シンプルな操作なので多モード式のライトに慣れていない方でもスグに使いこなせます。 点灯中、連続2回の半押しで【SOS】、【SOS】中に半押し1回で通常モードに復帰しますが、直前の2回の半押しでもモードが移行するので、通常モードは2段分(?)先のモードで点灯することになります。(※動画参照) テールエンドに充電ポートが在る関係でスイッチ面積が小さくなっており、購入前はスイッチが操作し辛いのでは・・・と、勝手に想像していましたが、手探りでも普通に操作できます。(イメージとしては1AAAサイズのライトのリアスイッチが18650機に付いている感じです) リアスイッチのみの単セル製品でありながら、やや全長が長いのですが、重量的には特に重いワケではないので携行時も負担は感じません。 充電ポート側の形状が一般的なmicro-USBポートのように台形形状になっていないのでケーブルを接続する時に方向が判りづらいのが気になりました。 それでも18650電池が付属し、充電機能も装備。過熱防止機構や低電圧警告機能も備えながら価格を抑え、クオリティも高いのでオススメです。