X-T2と迷いました。X-H1は値段的に高すぎたので迷いませんでした(資金があれば欲しいですが…でもF2.8標準ズームを付けたら重量も価格もフルサイズ並)。最終的には自分の使い方の範囲内で十分な機能・性能を持った製品のうち安いほうということでX-T20になりました。今までKiss X3、D600と使ってきて、どちらも現役で問題なく使えており、ほとんど傷も付いていないような使い方なので、X-T2までの頑健さは不要との判断です。 今回はD600からD850を買い増さずにもっと気軽に持ち歩けるものを探していたので、X-T2より100g以上軽いのは助かります。X-H1の重量は言わずもがな。オリンパスのマイクロフォーサーズも考えましたが、D600でRAWを仕上げる煩わしさ(出てくる絵はクリーンで素晴らしいのですが)を回避しつつ、子どもと遊びながら持ち歩けて邪魔にならず、周囲から目立たずに撮影しながらもある程度の画質で価格的にもそこそこでという目的で、一番合致したのがこの機種です。 もう少し待てばいずれX-T30が発売になり、上位譲りのボディ内手ぶれ補正(H1の機能は素晴らしいと思います・・・本当に欲しい機能ですが、コストがかかっているらしいので普及品は3軸など簡素化されるかもしれないとのこと)が付くかなと思いますが、最近のカメラの値上がりを考えると今のX-T20レンズキットの価格(10万5千円)はコストパフォーマンス抜群ではないかと。 機能的な面はすでに語りつくされているので省略ですが、一番良かったことはAUTOモードに一発で変更できることです。私(夫)は基本的に絞り優先でISO-AUTO1から3の設定を変えつつ使うのですが、妻は完全自動モードしか使えません。しかし、カメラ散財を咎められることを少しでも回避するために思いついたのが、AUTOモードです。これにするだけで妻もこのカメラを使えるようになり、子どものきれいな写真が撮れることです(今まではレンズプロテクターを買ったことがなかったのですが、これに関しては買いました。危ないので)。電子制御の素晴らしいところで、ハードウェアスイッチ1つをAUTOモードに変えるだけで、その他の絞り優先などのハードウェアスイッチ及び本体設定をすべて無効にし、完全自動に移行してくれます。これはX-T2にはない機能で、不慣れな人も使えるように