受信周波数が、108~170MHz、300~470MHz、806~1000MHzで、周波数ステップは 5k、6.25k、10k、12.5k、25k、AUTO のいずれかが選べますが、VHF帯の148.01~154.61 MHzまでは20KHzステップがほしかったです。ほとんどのジャンルがデジタル化されたとはいえ、まだ一部のアナログ周波数が残っていますので...。また、航空無線もUHF帯の225~300MHzまでがありませんのでとても残念です。航空無線に定評があるYUPITERUさんの受信機らしくありませんね。 ラジオライフさんの感度グラフでは、全体的に申し分なしなのですが、付属アンテナだけでは全体を感度よく受信できませんので、第一電波工業さんのRH-789 ( 95~1100MHz対応 周波数によって長さを変えて使用するタイプ ) なら一本購入ですみますが、一本一本その周波数帯の専用アンテナを買ってもいいでしょう。 受信モードは、FM、AM、AUTOで十分でしょう。 また、YUPITERUさんの受信機のくせというか...やはりサーチをしているとよくノイズで止まってしまいます。 回路へのシールドの甘さが目立ちます。MVT-7300からは、さらにひどくなりましたが...。 航空無線用では、120/300MHz帯エアバンド受信用ハンディアンテナ SRH-1230 ( ただし接栓SMA型なのでBNC型のこの受信機との変換コネクターが必要になりますので注意が必要です。 家の中で二階とかではなく、実際開けた広場や、見晴らしの良い小高い山の上、海の近くなどで聴くとよいでしょう。