まず比較対象は同サイズの廉価ペンタブレット(W社ではない)です。 おそらく購入検討している人は、W社製品ほどの高価なペンタブは不要だが、入門用に十分な大きさの低価格なペンタブがほしい、という人でしょう。 そのような人のために、まず「問題はない」ということだけはお伝えしておきます。 このペンタブは、バッテリー不要ペンで気を使わなくてよく、ケーブルも抜き差しできるので取り回しもしやすいです。少しペンをタブレットから話してもちゃんとカーソルは追尾します。また当然ですが意図したとおりにペンも動きます。 ペンは替芯がたくさんついてきてありがたかったです。 側面のボタンは大きく、また位置も絶妙であり、塗っている時に間違えて押してしまう、ということが起こりません。 側面ボタンがしっかりしてたのは意外に良かったですね。僕は消しゴム/ペン切り替えと、Ctrl+Zを割り当てています。 タッチパッドはどのような機能がついているのか想像がつかなかったのですが、上下右左のスワイプにたいしてボタン同様の操作を設定できます。 気になる点について、筆記面のツヤ感が少し強めなので(それほどサラサラしていない)、気になる人はペンタブ用の二本指グローブを使うとよいでしょう。 また、操作部は好みが分かれると思います。これはタッチパネル式であります。 操作部というのは基本的に僕はノールックで左手で操作するので、タッチパネルよりボタンのほうが操作しやすいです。またキーボードに手をのばす時に間違えて触ってしまったりします。 サポートは素晴らしかったです。 不具合を報告すると数時間後には修正されたドライバが提供されました。これには驚きました。 国外メーカーであり英語での対応もスムーズです。こちらが日本語文とその英文(Google翻訳)を2つ送ると、英語で回答していただけます。対応は非常に柔軟です。 また他社製ペンタブレットを使用している人は、現状ではドライバの共存ができないようなので注意してください。