結構目立つところにプラモデルをニッパーで切ったような痕があります。丁寧にではなく適当に切った感じで段がついてます。左右のアームです。 本体のプラスチックは、家電などに使われるようなものではなく、おもちゃに使われるようなカチャカチャ高い音が鳴るタイプです。割れやすいかもしれません。 せっかく六角レンチが2本付属しているのに、何故か+ドライバーとスパナも必要な作りになっています。これらを使わないようにできる構造なのに。 大きいスマホ用にロングアームが1本付属していますが、長さの調節はできないし、下アームにしか付けられません。何故か上下で穴の位置が違います。したがってスマホの電源ボタンに対して高さの調整は自由度が低くなります。これはホルダー自体を逆さまにすることで対応もできます。ロゴが逆さまなんて嫌だって人は従来の可動アームで対応しますが、上アームは使えなくなるため、4点支持が目当てなら注意が必要です。 位置が決まったら、中央の四角い銀色のパーツを裏からネジで締めて固定するのですが、これがアルミ製、ネジ山無し、パーツ自体が固定されていないため全く締まりません。 ドライバーでネジを押し付けると、このパーツは浮いてきます。 当然指で抑えて締めたところで上下アームは押し引きすると動きます。商品ページの写真にあるような山は上下アームにはありません。 ある程度は締まるので動くのが調節機能だと思って使用している人もいるかもしれません。 メーカーに問い合わせたところ、「固定されるはず、ドライバーのサイズが合ってないのでは?」 こんな製品に3.5kも出した客をバカにしてんのかな? 参考までに、最終的にパーツを取り出し、モンキーで挟みドライバーに体重をかけてモンキーをゆっくり回してネジ山を作ってから取り付けました。機種はXPERIA XZ1です。逆さまで4点支持、電源ボタンの露出が可能。 リアキャリアは他のメーカーで買います。