SSD本体としては今のところ問題ありませんが付属のクローンソフトで色々問題があったのでこの評価です。 この製品を購入するとAcronis True Image for Crucialというクローンソフトが使えます。 このソフトで色々試してみたのですがWindows10のGPTディスクのクローンを行うと一見OSは起動するのですがSSDに色々と問題があり、Windows使っているうちにいつか突然予期せぬエラー等、トラブルに見舞われる可能性もあるのではと思いました。(MBRディスクでは今のところ問題は見つかっていません) これから購入予定の方、または既に当該ソフトでWindows10のGPTフォーマットシステムディスクをクローン済の方は次の点を確認された方がいいかもしれません。 Acronis True Image for Crucialの問題点 問題その1: このソフトでクローンすると回復パーティションの属性がクリアされてしまいます。 これはクローン直後にWindows10のディスク管理を開いて、クローン元と先のパーティションを比べると分かります。 私の場合はクローン元HDDのパーティション4がOEMパーティション(回復)と表示されていますが、クローン先のSSDでは普通のプライマリパーティションとして認識されていました。原因を調べると本来0X8000000000000001であるべきパーティション属性がクローンによって0クリアされてしまったことです。 こうなると以降正しく動作しなくなるバックアップソフトもあるようです。 気になる方はdiskpartコマンドで手動で正しい値に戻すといいかもしれません。 問題その2: クローン後のSSDではMSR(予約)パーティションがマイクロソフトの定義したパーティション構成とは異なる位置に作られます。 Windows10のパーティション構成は主に次の2つになると思います。 (1)OSクリーンインストール後 回復→EFIシステム→MSR(予約)→Windows (2)Microsoft推奨構成 EFIシステム→MSR(予約)→Windows→回復 MicrosoftはMSRの位置に関して次のように決めています。 「MSRは、FEIシステム、OEMパーティションの後に配置する必要がありますが、Windowsパーティションの前に配