KAMUI2を使っています。帽体内のエアフローがもともとあまり良くなく、 冬だとインナーバイザーが曇ります。 呼気に含まれる湿度をコントロールしてインナーバイザーの曇りを減少 させる目的で購入しました。 結論から申し上げると、最悪です。欠陥商品と言っても過言ではないと 思います。以下、NGポイントを記述します。 <ダメな点その1> 立体裁断されていないため、鼻に当たりやすい。中に仕込まれた金属 プレートで形を調整するようになっていますが、立体形状にしようとする と左右の幅が足りません。 <ダメな点その2> 面ファスナーの粗い面でチークパッドとくっつけるようになっていますが、 取り外しするとチークパッドのメッシュ面が荒れます(糸が面ファスナー に引っ張られてグズグズになってしまう)。 面ファスナーを使うのは「外部攻撃しないこと」「意匠に影響しないこと」 が工業デザインの常識です。カブトさんの見識を疑います。 <ダメな点その3> 期待していた帽体内のエアフローですが、確かに変わります。ただし、 悪い方にです。口元のエアベンチから入った走行風はブレスガードと シールドに沿って流れます。結果、目に走行風が強くあたります。 ドライアイ促進装置と言っていいくらいです。 良い点は残念ながら無しです。カブトさんはちゃんと実運用のテストをして いないでしょうね。 安かろう悪かろうの典型商品です。バイクでもMTBでもカブトさんを第3の ヘルメットメーカーとして応援していたのですが、これだけダメな製品を 摑まされると流石に気が変わります。 もう二度とカブトの製品を買うことはないでしょう。