40年ぶりに「素振り木刀」を2本購入しました。 子どもの頃、剣道を少々経験した折に家にあった素振り木刀を初めて手にしました。 高校のときに別の格闘技に転向し、その後は手首の鍛錬用に振っていました。 今回、高校生の愚息に頼まれ、購入したのですがこちらのモノは「巌流島」のイメージが想起されて購入した次第です。 【外観・仕上げ】 表面の仕上げ(滑らかさ)は期待以上のモノでした。 色合いはもっと濃い方が好きなので、下記減点理由の改修も兼ねて、自分で仕上げなおしてからストックオイルなどで再仕上しようと思っています。 【実用性】 握りやすく、バランスはややトップヘビィなのですが、手首・体幹の鍛錬用には却ってよいようです。 剣道用としての実用性に関しては専門家の方のレビューにお任せして、我々の武道での使用方法としては。 ・柄の最後部を片手で握り、空中にゆっくり字を書くようにして手首の鍛錬。 ・中央付近を片手で握り水平にかざして左右に振り、前腕の筋肉の鍛錬。 ・武具として型稽古に使用。 ・小手や脛を叩いての鍛錬。金属や瓶、電柱などに較べ、樫の木は感触も良いので使いやすいと思います。 【減点理由】 柄以外は角が立ちすぎていて感触も悪く、また強度を考えてももっと面取りした方が良かったと思い、☆ひとつマイナスです。