これまでズーム・単焦点を問わず色々レンズを購入してきたが、やはりズームレンズと単焦点レンズでは圧倒的に単焦点レンズの描写が好みであった。しかし今回、この55-200mmという焦点域が必要となり、ほとんど期待しないでこのレンズを購入した。正直、安さで選んだようなもので、安かろう悪かろうという気持ちであった。 だがこのレンズで撮影してみて驚愕した。この価格のズームレンズで、ここまでの解像力があるとは・・・これは数年前では考えられないレベル。F値が少し暗い以外は、単焦点レンズとほとんど変わらないのでは?技術の進歩を垣間見た思いである。また重量も本当に軽く、全く苦にならず持ち歩くことができる。今後ちょっとした旅行では必携の一本になると思われる。 しかしこの描写力のレンズがこの価格とは・・・価格破壊といえるレベルである。もっと高く売っても良いのでは?とすら思う。