かなり黒に近いダークグレーといった感じのガンメタ塗装のフレームが程よく渋い雰囲気で気に入りました。 サスペションやブレーキの一部に用いられたオレンジ色のアクセントが効いていて、またリム内側のマットブラック塗装など、配色のバランスが絶妙。 トップチューブからシートステイへと連続性をもった曲線は、おなじBLACK MAXシリーズの202よりもやや猫背っぽい感じで、何となく19世紀のペニー・ファージング型自転車を彷彿とさせる、フォルム的なレトロ感も見え隠れします。 私自身は数十年ぶりの自転車購入で、性能面に関してとやかく言える知見はないのですが、質感の割に価格が手頃ですし、デザインが気に入ったのなら、他の多くは期待しないスタンスでの買いがよろしいかと 商品到着後、組み立ては特に難なくできましたが、シフトチェンジに関しては、無調整のままでは1段目(最も内側)のギアには入らず2段目止まりでした。 様々なサイト情報を参考に、自分でギア調整して何とかクリアしましたが、慣れない作業でかなり手こずりました。 また届いた時点でトップチューブの折り畳み部の上側に1㎝角ほどの塗装剥離がありました。クレームを言って返品するよりも早く乗りたかったので、そのまま黙認。 すぐさまホームセンターに向かい、99工房の自動車用タッチアップペンを物色。 目見当で最も近い色に思えた「ニッサン用 ダークグレーM」なる色を購入して塗ってみたところ、これがまた同色ではないかと思うほどにマッチ。今後も部分的な補修に使えそうです。 他の方々のレビューにもありましたが、品質的な面では多少の事には目をつぶる覚悟が必要なメーカーなのかも知れません。 ちなみにネット上で検索ヒットする245の画像の中には、仕様変更前のモデル(フレームの色調が淡い感じで、リム内側が黒ではなくオレンジだったりするなど等)も反映されていたりするので、細部のカラーリング等も含めて公式サイトで最新の仕様を確認した方がいいと思います。 結論として、価格、デザイン、使用感などを総合的に踏まえ、とても満足のいく買い物でした。 〈追伸〉 ラバー製のハンドルグリップがやや貧相な感じがしたので、後からBLOOKSのレザーグリップ(PLUMP)に変えたら、かなりイイ感じにマッチしてとても気に入ってます。 〈追伸2〉折り畳み時の自立について 普通の手