これまでDACチップPCM2704の3000円クラスのUSB-DACで音楽を聴いていました。これはこれで結構満足しておりましたが、更に高音質のDACチップPCM5102Aの事を知ってしまいました。これを搭載したAL-9628Dの評価が大変良い(低価格なのに高性能)ので買おうかどうか少し迷いましたが買って正解でした。単に音が良いという表現では具体性に欠けますので実例をあげます。例えば三味線の音、三味線と言えばベンベンベンベンという弦の音ですが、高い音になりますと3000円クラスのDACではコツコツコツコツという感じの音に聞こえます。実際そういう音なんだろうなと思っていましたが、AL-9628Dで聴くとコツコツコツコツと一緒に高音のベンベンベンベンという音も聞こえます。解像度が高いと言うことはこういうことなんですね。また、低音域の音も、より低域の音が聞こえるようになりました。暫くは至福の時が過ごせそうです。