先日、ビートルズのコピー演奏をやった。 ビートルズといえば、キーも高いがなんと言ってもコーラスだ。 当日、演奏はまぁ上手くいったものの、ヴォーカルが自分一人だったものだから 「ひとりビートルズ」などと言われてしまった(苦笑)。 帰宅して「なんかコーラスのできる飛び道具はないもんかね?」とグッグったら、あるじゃん! しかもBOSS! 早速届いた本品にXLRを突っ込んで試したよ(ところでXLRってどっちがオスでどっちがメスか、最近まで知らなかった?)。 上下3度、上下5度、上下のオクターブ、ユニゾン、そしてそれらのミックスパターンを設定できる。 ギターのコードからも検出できるし、キー設定でもハモってくれるハモリロボットくん。 なかなかできるヤツと見た。 とは言うものの、しょせんロボットはロボット。 飛び道具は飛び道具。 オレみたいに「下手なやつほど飛び道具に走る」っていうけどさ。 要は使い方だと思うな。 ここぞ!ってところで、オーディエンスが 「あれ?いま誰かハモってた?」 ぐらいの感じで手伝ってもらうのがよろしかろう。 自分の声とVE-2のハモり声のバランスは、7:3かせいぜい6:4ぐらいか? 空間系(リバーブとディレイ、その両方)も装備されているから、ピン演奏などでの活用範囲は広い。 ただ、PAさんのいるライブハウスでは使わない方がいいかも。 ギターはコードの検出のためにいちどVE-2を通すものの、音そのものはアンプなりDIに出力できる。 しばらくは相棒にできそう。