ルンバ885、PanasonicルーロMC-RS20をそれぞれ2週間ずつ、計4週間ほどレンタルして、ワンルーム(27㎡の部屋)で試した後の購入です。レンタル期間中の部屋がきれいに保たれる感覚が忘れられず、この機種の購入に至りました。 結論は、必要十分な性能と、コストパフォーマンスの高さで満足しています。 ルンバ885は、AI搭載のランダム走行で、短時間走行でも掃除し残しが少ない傾向でしたが、この機種は毎回ほぼ同じパターンでランダム走行するため、掃除時間を長めにしないと掃除し残し個所が出る傾向がありました。しかしながら、オートモードで走行させると、バッテリーがなくなる100分近くまで掃除し続けるので、結果ワンルームのような床面積が狭い部屋では、洗面所、トイレ、玄関も含めてほぼ満足いく仕上がりになります。その代わり、ルンバ885より、掃除中の音はずっと静かですし、家具や壁にガツンと当たる回数も少なく、ガチャ、ガチャ、ガツンとうるさいルンバより掃除がやさしいです。また、室内スリッパを咥えて停止したり、床のグリーンの鉢を倒すこともありませんでした。 Panasonicのルーロは、走行音がこの機種のように小さめで、しかも部屋の角を念入りに掃除する機能が気に入りました。ただし前方の回転ブラシが、薄めのカーペットがあると、必ずこの下に潜り込んでしまってエラーとなるため、掃除前の対策が必要なのが悩みの種でした(上位機種は改良されているようです)。この機種は、カーペット4隅を固定してやるだけで掃除が可能で、走行性能はルンバと同等、MC-RS20より上でした。この機種は部屋の隅を掃除するモードを搭載していますし、オートモードでもこの部屋隅を掃除するモードを組み合わせて掃除しているようです。ただし、角の部分はかなり丸く掃いて掃除し残しが起こります。これは程度の差はありますが、ルンバも同等でした。 ということで、ロボット掃除機の効果を知ってしまってからは、購入に向けて機種選定に明け暮れていました。機能を追求していくとどうしても有名どころの最上位機種に行きつきます。しかしワンルームの単身赴任先住居に使用するにはコストの折り合いがつかず、悩んでいました。今回、プライムデーの恩恵もあって、この機種を1万円台後半で手に入れられるチャンスがあり、各メディアのインプレ評価が高いことが後押